キャリアパス(Career Path)は直訳すると「経歴を積む道」となります。 少々聞き慣れない言葉ですが、端的に言うと、職員が成長していくためにはどのような役割を果たし、 経験を積むべきかを明確にしたスキルアップの為の指南書になります。 淳邦会の職員は一般職、監督職、管理職に分類されており、一般職についてはさらに初級、中級、上級に 分けられ、それぞれの階級に課せられる役割、必要な能力などが定められています。(資料参照) 職員一人ひとりの能力や成長のスピードは違いますが、それぞれが進むべき方向に迷わず、 統一したサービスを提供できるよう、キャリアパスを人材育成の基準としています。
淳邦会では年に2回人事考課を実施しています。 この人事考課では、階級に応じて19~30項目の能力について10段階で評価を行います。 職員はそれぞれ半年間の事故の行動を振り返り、人事考課シート(資料1)に自己評価を記入すると同時に、 上司からの客観的な評価も受けることとなります。
また、その考課結果を経済産業省が提唱する「社会人基礎力」にあてはめ、淳邦会独自の人事考課結果管理 シート(資料2)に変換し「できた・できなかった」、「得意・不得意」をグラフでわかりやすく職員に伝え ています。
この能力の「見える化」により、職員それぞれが自己の弱点を認識することができるとともに、人事考課結 果管理シートをもとに上司と面談を行い、次期の目標設定を一緒に行うことで、一歩いっぽ確実に成長でき る育成を行っています。